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兄貴
ふりがな文庫
“兄貴”の読み方と例文
読み方
割合
あにき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あにき
(逆引き)
「うん、あいつも
可哀相
(
かわいそう
)
だけれども仕方がない。つまりこんなやくざな
兄貴
(
あにき
)
をもったのが不仕合せだと思って、
諦
(
あき
)
らめて貰うんだ」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこでこんどはしばらくこの
仲間
(
なかま
)
屋敷へも帰らねえから、
兄貴
(
あにき
)
はここで冬を越すとも、また
閉
(
し
)
めて京都へ立つなりと
好
(
す
)
きにしてくれ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
立去りつゝやれ/\危き目に
遭
(
あふ
)
ものかな何さま親父殿や
兄貴
(
あにき
)
は夜道は
浮雲
(
あぶ
)
なき故朝立にせよと言れしは今こそ思ひ當りたれと
後悔
(
こうくわい
)
なして急ぎけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
兄貴(あにき)の例文をもっと
(19作品)
見る
“兄貴”の意味
《名詞》
親しみの意や尊敬の意を表して兄を表す語。
職人や若者・やくざなどの集団に所属する、年長者、または勢力のある男。
年上の男。
(出典:Wiktionary)
“兄貴(アニキ)”の解説
アニキ(兄貴)は、きょうだい関係における兄を親しみを込めた言い方。また、きょうだい関係でなくても、先輩の者や年上の者をさす場合もある。
若者・職人・やくざなどの間で、勢力があり、頭株 (かしらかぶ) に推される者。「―分」
(出典:Wikipedia)
兄
常用漢字
小2
部首:⼉
5画
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
“兄”で始まる語句
兄
兄哥
兄弟
兄妹
兄様
兄者人
兄者
兄公殿
兄君
兄樣
検索の候補
義兄貴
貴兄
“兄貴”のふりがなが多い著者
エクトール・アンリ・マロ
佐藤紅緑
邦枝完二
下村千秋
徳冨蘆花
作者不詳
三好十郎
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泉鏡太郎