“浮雲”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あぶな28.0%
うきぐも28.0%
あぶね12.0%
ふうん12.0%
あぶ8.0%
あぶの4.0%
うきくも4.0%
むらくも4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“浮雲”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史20.0%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
芸術・美術 > 絵画 > 日本画1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
浮雲あぶないところでござったよの——しかし老人が参ったからは心配のことはもはやござらぬ。お心安くおぼし召せ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「いや俺の手にも余ったよ。と云って火柱の主ではない。得体の知れない例の奴だが、全くあの時は浮雲あぶなかった」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
日出雄少年ひでをせうねんをばひざ抱上いだきあげ、いましも、太陽たいやう暫時しばし浮雲うきぐもかくれて
空には今日も浮雲うきぐも四抹しまつ、五抹。そして流行着のマネキンを乗せたロンドンがよいの飛行機が悠長ゆうちょうに飛んで行く。
巴里の秋 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
浮雲あぶねえ! 馬鹿!」とこの時初めて甚太郎はにくののしったが、さすがに呼吸いきは苦しそうである。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「ナーニ」と云ったがトン公は、頭の繃帯を手でさぐり、「どうもいけねえ、まだ痛えや。……だがね「爺つあん」実の所はね、紫錦さんは浮雲あぶねえんだよ」
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それにはかぜ碧落へきらくいて浮雲ふうんき、つき東山とうざんのぼってぎょく一団いちだんとあった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
富貴まこと浮雲ふうん 滑稽初めて正風しょうふう
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「あッ、浮雲あぶない! 斬られる斬られる!」鳰鳥は両手を握り締めた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「おお浮雲あぶのうございますこと」松虫は胸を躍らせたが、
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「市之丞様お逃げなさりませ! 浮雲あぶのうござります、お逃げなさりませ!」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「さ、お逃げなさりませ! ここにおっては浮雲あぶのうござんす」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
浮雲うきくものかげにもあはれ
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
これがのぞみどおり円満えんまんおさまればなん世話せわはないのでございますが、つき浮雲むらくもはなかぜとやら、なに両家りょうけあいだ事情じじょうがあって、二人ふたりうあっても一しょになることができないのでした。