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富
ふりがな文庫
“富”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とみ
52.2%
と
34.4%
とま
3.3%
ふ
3.3%
とめ
2.2%
ふう
1.1%
とむ
1.1%
とめり
1.1%
トミ
1.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とみ
(逆引き)
男は、神さまが
富
(
とみ
)
と貧乏とを、大きな目でごらんになって、うまく分配なさるのがわからないものですから、こんな口をきいたのです。
死神の名づけ親(第一話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
富(とみ)の例文をもっと
(47作品)
見る
と
(逆引き)
すなわち花は
誠
(
まこと
)
に
美麗
(
びれい
)
で、
且
(
か
)
つ趣味に
富
(
と
)
んだ生殖器であって、動物の
醜
(
みにく
)
い生殖器とは
雲泥
(
うんでい
)
の差があり、とても
比
(
くら
)
べものにはならない。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
富(と)の例文をもっと
(31作品)
見る
とま
(逆引き)
野沢屋茂木氏には
糟糠
(
そうこう
)
の妻があった。彼女は遊女上りでこそあるが、一心になって夫を助け家を
富
(
とま
)
した大切な妻であった。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
富(とま)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ふ
(逆引き)
富
(
ふ
)
の
字
(
じ
)
と
云
(
い
)
ふ
稱
(
な
)
からして
工面
(
くめん
)
のいゝ
長唄
(
ながうた
)
の
姉
(
ねえ
)
さんが、
煙管
(
きせる
)
を
懷劍
(
くわいけん
)
に
構
(
かま
)
へて、かみ
入
(
いれ
)
を
帶
(
おび
)
から
拔
(
ぬ
)
くと、
十圓紙幣
(
じふゑんしへい
)
が
折疊
(
をりたゝ
)
んで
入
(
はひ
)
つて
居
(
ゐ
)
る……
偉
(
えら
)
い。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
富(ふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
とめ
(逆引き)
偖
(
さて
)
も吉兵衞は
素
(
もと
)
より
富
(
とめ
)
る身ならねば
乳母
(
うば
)
を
抱
(
かゝ
)
ゆべき
金力
(
ちから
)
も
無
(
なく
)
情け有家へ
便
(
たよ
)
り
腰
(
こし
)
を
屈
(
かゞ
)
めて晝夜を
分
(
わか
)
たず少し
宛
(
づつ
)
の
貰
(
もら
)
ひ
乳
(
ぢ
)
を
成
(
なし
)
又は
乳
(
ちゝ
)
の粉や
甘酒
(
あまざけ
)
と一日々々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
富(とめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふう
(逆引き)
「
富
(
ふう
)
ちゃん、ちょいと、富ちゃん、
私
(
わたい
)
の人形を知らなくッて、」
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
富(ふう)の例文をもっと
(1作品)
見る
とむ
(逆引き)
御月番の御老中へ
宛
(
あて
)
急飛
(
きふひ
)
を差立らる
爰
(
こゝ
)
に又天一坊の
旅館
(
りよくわん
)
には山内伊賀亮常樂院赤川大膳藤井左京等
尚
(
なほ
)
も
密談
(
みつだん
)
に及び大坂は
餘程
(
よほど
)
に
富
(
とむ
)
地
(
ち
)
なり此處にて
用金
(
ようきん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
富(とむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とめり
(逆引き)
それは
蘆屋
(
あしや
)
にゐる谷本
富
(
とめり
)
博士の事で、
鸚鵡
(
あうむ
)
とカナリヤとが同じお
喋舌
(
しやべり
)
である場合、私達は大抵
柄
(
がら
)
の小さいカナリヤに味方をしなければならぬ
義理合
(
ぎりあひ
)
になつてゐる。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
富(とめり)の例文をもっと
(1作品)
見る
トミ
(逆引き)
とよみ君といふ事で、名だゝる女君の褒め名だ。勢頭の「
豊見
(
トヨミ
)
」「
富
(
トミ
)
」も其々「とよみ勢遣」「とよみ世持」などいふ風に解いてよいのだらう。
日琉語族論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
富(トミ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“富”の意味
《名詞》
(とみ)財産。
(出典:Wiktionary)
“富”の解説
富(とみ、英:Wealth)は、価値ある資源または物的な財産が豊富にあること、またはそのような資産を支配することである。そのような財産または資源を豊富に持つ個人、コミュニティ、地域または国は、富んでいる(豊かである)とされる。
(出典:Wikipedia)
富
常用漢字
小4
部首:⼧
12画
“富”を含む語句
富豪
富家
富士山
富士額
大富豪
富貴
富山
富田
富裕
富津
富有
富饒
殷富
富籤
新富町
富坂
富農
富贍
富士見町
富人
...
“富”のふりがなが多い著者
内村鑑三
木下尚江
アリギエリ・ダンテ
アントン・チェーホフ
牧野富太郎
泉鏡太郎
葉山嘉樹
島崎藤村
新渡戸稲造
作者不詳