“とむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
35.3%
17.6%
17.6%
5.9%
5.9%
5.9%
都慕5.9%
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とむらいなど真似ごとというにもひどいものだったのに、それが更に三両なにがしという借分になって証文に書き込まれた。
初蕾 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
実際をいうと、園は帰京せずに、札幌で静かに父の死をとむらいもし、一家の善後ということも考えてみたかったのだが「スグカエレ」という電文にそむくべき何らの理由もなかった。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
取寄とりよせ是をくはんと爲るを長助は目配めくばせをなしとむていゆゑさてはと思ひ何かまぎらして是をくはず夫より又七は新道しんみちの湯に行けるに長助もあとより同くきたり彼の毒藥どくやくをお熊が入たる事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とむらふ谷間には
都喜姫 (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
御月番の御老中へあて急飛きふひを差立らるこゝに又天一坊の旅館りよくわんには山内伊賀亮常樂院赤川大膳藤井左京等なほ密談みつだんに及び大坂は餘程よほどとむなり此處にて用金ようきん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あんずるに、むこに水をそゝぐ事は、男の阳火やうくわに女のいんの水をあぶせて子をあらしむるの咒事まじなひにて、つまの火をとむるといふ祝事しゆくじ也。
兎に角、朝鮮の國の開闢の傳説には、先祖が「都慕とむ」即ち「東明」の系統か、「沸流」の系統だといふことになる。
近畿地方に於ける神社 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
のづからとむ坐上ざじやうをどると
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)