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とふら
語句 | 割合 |
弔 | 33.3% |
吊 | 33.3% |
訪 | 33.3% |
盡したれど
定業は
逃れ難く母は
空敷なりにけり兵助の
愁傷大方ならず
然ど
歎て
甲斐無事なれば泣々も野邊の送りより七々四十九日の
法なみもいと
懇ろに
弔ひける。
思ひ我が
亡跡を
弔ひ
呉よ此外に頼み
置事なし汝に
逢ひしも
因縁ならん
疾々見付られぬ
中歸るべし/\我は
未だ
仕殘したる事ありと云ひつゝ
又引窓よりずる/\と
這入り
質物二十餘品を
遠き
島は
近く
見え、
近き
船は
却て
遠く
見え、
其爲に
數知れず
不測の
禍を
釀して、
此洋中に
難破せる
沈沒船の
船體は
既に
海底に
朽ちて、
名殘の
檣頭のみ
波間に
隱見せる
其物凄き
光景を
吊ひつゝ
前年牧之江戸に
旅宿の頃、
文墨の
諸名家に
謁して
書画を
乞ひし時、
前の山東庵には
交情厚くなりてしば/\
訪ひしに、京山翁
当時はいまだ若年なりしが、ある時雪の
話につけて京山翁いへらく