“亡跡”の読み方と例文
読み方割合
なきあと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思ひ我が亡跡なきあととふらくれよ此外に頼み置事おくことなし汝にひしも因縁いんえんならん疾々とく/\見付られぬうち歸るべし/\我はいま仕殘しのこしたる事ありと云ひつゝまた引窓ひきまどよりずる/\と這入はひ質物しちもつ二十餘品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
亡跡なきあときみにしらせん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
よろこびは致すまじよつて不孝と成ぞこゝの所を能々よく/\わきまへて只此上は富右衞門の亡跡なきあととむらひ佛事供養くやうおこたりなく致すが孝行かうかうなりと申さるゝを聞より城富はハツとばかりに白洲しらす泣倒なきたふれ嗚呼實父へ孝を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)