“船體”の読み方と例文
新字:船体
読み方割合
せんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『これが、わたくし秘密ひみつ製造せいざうしつゝある、海底戰鬪艇かいていせんとうていです。』と、櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさおもむろに右手ゆんでげて、その船體せんたいゆびざした。
此時このときたちまわたくしとまつたのはこの不思議ふしぎなる洞中造船所どうちゆうざうせんじよ中央ちうわうくらゐして、凹凸おうとついわかたち自然しぜん船臺せんだいをなしたるところ其處そこいま工事中こうじちゆうの、一種いつしゆ異樣ゐやう船體せんたいみとめられたのである。
電光艇でんくわうてい船體せんたいには、なに異状ゐじやうはありませんが——。』といひながら、じつわたくしかほながめて