“船体”のいろいろな読み方と例文
旧字:船體
読み方割合
ハル40.0%
ふね40.0%
せんたい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でその前にもう一度申上げて置きますが、あの泡の吃水線は、白鮫号の船体ハルの周囲、舷側全体に亘って同じ高さを持っているのです。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
夜通しがかりで白泡しらあわみながら昇ったり降ったり、シーソーを繰り返してあくる朝の薄明りになってみると、不思議な事に船体ふね
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
るまにふる船体せんたいこわれてしまい、金持かねもちも、わか船員せんいんしずんでしまえば、また船長せんちょうもその姿すがた見失みうしってしまいました。
船の破片に残る話 (新字新仮名) / 小川未明(著)