“せんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘚苔52.4%
船躰14.3%
千態9.5%
戦態4.8%
船体4.8%
船體4.8%
鮮苔4.8%
鮮鯛4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘚苔せんたい蘿蔦らてうを、烏金しやくどうに、青銅せいどうに、錬鉄れんてつに、きざんでけ、まとうて、左右さいう
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その根もとには蘚苔せんたいの糸根かなにかいっぱいに紅く波に洗われ、渚には砂まじりの小石が綺麗にすいてみえる。
島守 (新字新仮名) / 中勘助(著)
ツンドラ地帯とは蘚苔せんたい類の層積から成る幌内川の沿岸は広袤こうぼう数十里に亘る地帯のいいである。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
さてこそ、とわたくしむねをどらしつゝその船躰せんたい熟視じゆくししたが、あゝ、くも不思議ふしぎなる
交通は乗合バスと蒸気船とあるが、多くは蒸気船を利用し、「通船」と呼ばれる二つの船会社が運航していて、片方の船は船躰せんたいを白く塗り、片方は青く塗ってあった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
交通は乗合バスと蒸気船とあるが、多くは蒸気船を利用し、「通船」と呼ばれる二つの船会社が運航していて、片方の船は船躰せんたいを白く塗り、片方は青く塗ってあった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
奇木きぼく怪石くわいせき千態せんたいじやう筆を以ていひがたし。
奇木きぼく怪石くわいせき千態せんたいじやう筆を以ていひがたし。
龐統は、幕将の魏延ぎえん黄忠こうちゅうなどに、何事かささやいて、一歩一歩のあいだにも、戦態せんたいを作りながら前進していた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
るまにふる船体せんたいこわれてしまい、金持かねもちも、わか船員せんいんしずんでしまえば、また船長せんちょうもその姿すがた見失みうしってしまいました。
船の破片に残る話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
船體せんたい黒色こくしよくられて、二本にほん煙筒チム子ー二本にほんマスト軍艦ぐんかんでないことわかつてるが
この洋中やうちゆう難破なんぱせる沈沒船ちんぼつせん船體せんたいすで海底かいていちて
この瓦壁の中央のややくぼみたる処に横臥したる一女神の像を安置してあるが、鮮苔せんたいいたずらに壁上に青くして千載の昔を忍ばしむるが如く、神像の手と首は既に欠け失われて、うたた世運の変遷を歎ずるが如くに見えている。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
秀家から氏房の陣へ使者を送つて、長々の防戦御見事、軽少ながら籠城の積鬱を慰めていたゞきたいと云つて、南部酒と鮮鯛せんたいを持たせてやつた。
二流の人 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)