鮮苔せんたい)” の例文
この瓦壁の中央のややくぼみたる処に横臥したる一女神の像を安置してあるが、鮮苔せんたいいたずらに壁上に青くして千載の昔を忍ばしむるが如く、神像の手と首は既に欠け失われて
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)