“鮮麗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あざやか70.6%
せんれい23.5%
あでやか2.9%
きれい2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鮮麗”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と胸を張って、思わず、つい云う。声のあやに、我を忘れて、道成寺の一条ひとくだりの真紅の糸が、鮮麗あざやかに織込まれた。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
薄暗うすぐらなかに、鮮麗あざやかその淺黄あさぎ手絡てがら片頬かたほしろいのとが
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
お菊ちゃんは、肺病らしかった。透きとおるように、色が白く、唇が、朝顔のように鮮麗せんれいで、よわよわしかった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
馬鹿に好く葉がしげツてゐるので、其の鮮麗せんれい緑色みどりいろが、むし暗然あんぜんとして毒々どく/\しい。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
じっと、ともに天井を仰いだ直槙は、その丸髷まるまげの白い顔に、鮮麗あでやかな眉を、面影に見たらしい。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
小さな松火たいまつ真暗まっくらな中に、火鉢の前に、壁の隅に、手拭のかかった下に、中腰で洋燈ランプ火屋ほやを持ったお雪の姿を鮮麗きれいてらし出した。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)