『月夜(つきよ)』
月の光に送られて、一人、山の裾を、町はづれの大川の岸へ出た。 同じ其の光ながら、山の樹立と水の流れと、蒼く、白く、薄りと色が分れて、一ツを離れると、一ツが迎へる。影法師も露に濡れて——此の時は夏帽子も單衣の袖も、うつとりとした姿で、俯向いて …
作品に特徴的な語句
徜徉(ぶら) 大(おほい) 上(うへ) 矢張(やつぱ) 寂(さみ) 寂寞(ひつそり) 苦笑(にがわらひ) 弗(ふ) 凝(じつ) 前(まへ) 薄(うつす) 應答(へんたふ) 奴(やつこ) 一時(ひとしきり) 片側(かたかは) 大(おほ) 家(いへ) 家並(いへなみ) 尺(じやく) 仕(つかまつり) 仰(あふ) 唯(と) 引傾(ひつかし) 故郷(こきやう) 冷(つめた) 透(とほ) 通(とほ) 心懸(こゝろが) 薄(すゝき) 可恐(こは) 性(せい) 玩弄(おもちや) 男女(なんによ) 鳴出(なきだ) 清水(しみづ) 魂(たましひ) 詰(つ) 起(おこ) 越(ごし) 此(これ) 京都(きやうと) 居(ゐ) 縅(をどし) 軍兵(ぐんぴやう) 類(たぐひ) 梟(ふくろふ) 架(かゝ) 軒(げん) 住居(すまひ) 頓(やが) 何(なに) 響(ひゞ) 敢(あへ) 入(はひ) 搖(ゆら) 其(それ) 後(うしろ) 描(ゑが) 凄(すさ) 掛(かゝ) 捉(つかま) 這奴(しやつ) 陰火(おにび) 闇夜(やみ) 包(つゝ) 危(あぶ) 鎧(よろひ) 慄然(ぞつ) 落(おと) 如(し) 姿(なり) 宙(ちう) 寢鎭(ねしづま) 角(かど) 視(なが) 川(かは) 川上(かはかみ) 川向(かはむか) 年(ねん) 西瓜(すゐくわ) 引結(ひきむす) 彳(たゝず) 蝕(く) 蝋燭(らふそく) 流(ながれ) 末(すゑ) 梢(こずゑ) 槐(ゑんじゆ) 縁(えん) 立停(たちど) 此(こ) 空耳(そらみゝ) 水(みづ) 磧(かはら) 濡(ぬれ) 珍(めづ) 玉章(たまづさ) 然(さ) 痩(やせ) 相馬(さうま)
題名が同じ作品
月夜 (新字旧仮名)/ 与謝野晶子 (著)
月夜 (旧字旧仮名)/ 桜間中庸 (著)