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鳴出
ふりがな文庫
“鳴出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なりだ
60.0%
なきいづ
20.0%
なきだ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なりだ
(逆引き)
日暮方から
鳴出
(
なりだ
)
した雷は
益々
(
ますます
)
すさまじくなって、
一天
(
いってん
)
墨を流したようで、
篠突
(
しのつ
)
く大雨、ぴかりぴかりと
電
(
いなずま
)
が目の
眩
(
くら
)
むばかり障子に
映
(
うつ
)
って、その
毎
(
たび
)
に天地も
覆
(
くつがえ
)
るように
雷
(
いかずち
)
が鳴り渡る
稚子ヶ淵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
鳴出(なりだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
なきいづ
(逆引き)
「月夜に寝ほうけて
鳴出
(
なきいづ
)
る時は常の声とも
異
(
こと
)
なりぬべし。今のなく
音
(
ね
)
は何かは異ならん。あれ見給へ、飛びゆく姿もさやかなるを」と指さゝれて、あはれこの
子規
(
ほとゝぎす
)
いつも
初音
(
はつね
)
をなく物になりぬ。
すゞろごと
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鳴出(なきいづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なきだ
(逆引き)
思
(
おも
)
はず、
肩
(
かた
)
から
水
(
みづ
)
を
浴
(
あ
)
びたやうに
慄然
(
ぞつ
)
としたが、
聲
(
こゑ
)
を
續
(
つゞ
)
けて
鳴出
(
なきだ
)
したのは
梟
(
ふくろふ
)
であつた。
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鳴出(なきだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“鳴”で始まる語句
鳴
鳴子
鳴海
鳴物
鳴動
鳴門
鳴雪
鳴神
鳴音
鳴鏑
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泉鏡花
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