“鳴子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なるこ96.9%
なるご3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっさと、部屋を出て、介三郎はうろたえるお次より先に、ひとり玄関へ去ったかと思うと、もう庭の闇で、門の鳴子が鳴っていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「一つ、そこに下っている綱を引っ張ってみて下さい。それで鳴る鳴子親爺の方にも娘の方にも、両方の室にあるのですから。」
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
途中で日がくれて鳴子のもみぢも見られなかつたが、その代り紅葉見物の連中が四五十人ほど老若男女入り交つてみんなが紅葉の枝をかついで汽車に乗りこんで来た。
東北の家 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
たまきはる生命たのしみみちのくの鳴子の山のもみぢ見むとす
東北の家 (新字旧仮名) / 片山広子(著)