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鵯
ふりがな文庫
“鵯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひよどり
66.7%
ひよ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひよどり
(逆引き)
「その竹童のからだをさがしに、だんだんうすぐらい
檜谷
(
ひのきだに
)
へ
降
(
お
)
りてゆくと、ピューッと、
鵯
(
ひよどり
)
でも
啼
(
な
)
いたような、
笛
(
ふえ
)
の
音
(
ね
)
がしたんです」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この時、彼方の寺の栗林で
鵯
(
ひよどり
)
が沢山来て
啼
(
な
)
いているのが聞えた。で、早速家へ引返して二連発の猟銃を持って寺の林へ急いだ。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
鵯(ひよどり)の例文をもっと
(50作品)
見る
ひよ
(逆引き)
その時——それは、
鵯
(
ひよ
)
の
啼
(
な
)
く音に似たような、哀れに淋しい
尺八
(
たけ
)
の調べが、林の
静寂
(
しじま
)
に低くふるえて、どこからともなく聞こえてきた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生きとし生ける
鵯
(
ひよ
)
や百舌、
鶫
(
つぐみ
)
のたぐひ、木々の枯葉に驚く声も、けけつちやう、ちやうちやう、きいりきいりと親まる。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鵯(ひよ)の例文をもっと
(25作品)
見る
“鵯(ヒヨドリ)”の解説
ヒヨドリ(鵯、白頭鳥、Hypsipetes amaurotis)は、ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥の一種。
(出典:Wikipedia)
鵯
漢検1級
部首:⿃
19画
“鵯”と季節(秋)が同じ季語
食物|
落花生
占地
鰡
胡桃
無花果
行事|
中元
重陽
神嘗祭
七夕
盆
植物|
芒
糸瓜
金木犀
彼岸花
鶏頭
時候|
八月
夜長
文月
新涼
秋分
天文|
秋時雨
秋雨
霧
露霜
初嵐
地理|
不知火
盆波
花畑
花野
花園
動物|
鈴虫
蟋蟀
小鳥
鹿
百舌
人事|
藁塚
秋扇
案山子
燈籠
田守
“鵯”と分類(動物)が同じ季語
春|
蝶
鶯
蜷
松毟鳥
蜂
夏|
油蝉
蝦蟇
老鶯
船虫
松蝉
秋|
百舌
小鳥
猪
蜻蛉
鹿
冬|
浮寝鳥
鳰
鶲
梟
都鳥
新春|
初烏
初鶏
初声
鳥類の漢字
黄鶲
鸞
鸛
鸚鵡
鸚哥
鷽
鷺
鷹
鷸
鷲
鷭
鷦鷯
鷓鴣
鷂
鶺鴒
鶸
鶴
鶲
鶯
鶫
...
“鵯”を含む語句
鵯越
海鵯
鵯鳥
磯鵯
鵯笛
鵯花
“鵯”のふりがなが多い著者
野口雨情
吉川英治
上司小剣
柳田国男
徳冨蘆花
高浜虚子
北原白秋
水上滝太郎
幸田露伴
夏目漱石