“鵯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひよどり63.1%
ひよ36.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その竹童のからだをさがしに、だんだんうすぐらい檜谷ひのきだにりてゆくと、ピューッと、ひよどりでもいたような、ふえがしたんです」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寒の雨の降る中を、ひよどりが栴檀の実を食いに来る。鵯も栴檀の実も等しく雨に濡れつつある。寒いながら何となく親しい感じのする句である。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
その時——それは、ひよく音に似たような、哀れに淋しい尺八たけの調べが、林の静寂しじまに低くふるえて、どこからともなく聞こえてきた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
生きとし生けるひよや百舌、つぐみのたぐひ、木々の枯葉に驚く声も、けけつちやう、ちやうちやう、きいりきいりと親まる。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)