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文月
ふりがな文庫
“文月”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふづき
57.1%
ふみづき
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふづき
(逆引き)
これと向い合って腰を
卸
(
おろ
)
した
文月
(
ふづき
)
というのは蒼白い瘠せこけた、貧弱そのものみたいに服のダブダブした新米巡査で、豊富な頭髪を綺麗に分けていたが
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
成城学園また子ら行かず
雑草
(
あらくさ
)
の花咲きほこり早や
文月
(
ふづき
)
なり
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
文月(ふづき)の例文をもっと
(4作品)
見る
ふみづき
(逆引き)
時に
文月
(
ふみづき
)
廿八日の
入相頃
(
いりあひごろ
)
金兵衞の子分八田掃部三加尻茂助練馬藤兵衞等三人
打連立
(
うちつれだつ
)
て畔倉重四郎が
宅
(
たく
)
へ入來り先生は御宅かと聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
明治年代にも「
文月
(
ふみづき
)
や
水無月
(
みなづき
)
と書いて消しにけり 麦人」という句があって、『春夏秋冬』撰の時、碧虚両氏の間に議論を生じ、結局採用にならなかったと伝えられている。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
文月(ふみづき)の例文をもっと
(3作品)
見る
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“文月”と季節(秋)が同じ季語
食物|
茸
大豆
無花果
落鰻
山葡萄
行事|
中元
万聖節
盆
七夕
神嘗祭
植物|
撫子
糸瓜
彼岸花
女郎花
萩
時候|
秋気
九月尽
夜寒
残暑
肌寒
天文|
秋晴
十六夜
鰯雲
稲妻
待宵
地理|
花畑
花園
花野
高潮
盆波
動物|
蟋蟀
鈴虫
渡り鳥
雁
椋鳥
人事|
虫売
菊人形
新藁
夜学
菊枕
“文月”と分類(時候)が同じ季語
春|
二月
雨水
芽時
弥生
如月
夏|
盛夏
半夏生
三伏
薄暑
短夜
秋|
初秋
夜長
夜寒
晩秋
八月
冬|
小春
短日
霜月
節分
神無月
新春|
正月
新年
今年
元旦
“文”で始まる語句
文
文字
文句
文言
文身
文箱
文明
文章
文書
文鎮
“文月”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
作者不詳
北原白秋
佐々木味津三
与謝野晶子
夢野久作