“ふみづき”の漢字の書き方と例文
語句割合
文月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に文月ふみづき廿八日の入相頃いりあひごろ金兵衞の子分八田掃部三加尻茂助練馬藤兵衞等三人打連立うちつれだつて畔倉重四郎がたくへ入來り先生は御宅かと聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
明治年代にも「文月ふみづき水無月みなづきと書いて消しにけり 麦人」という句があって、『春夏秋冬』撰の時、碧虚両氏の間に議論を生じ、結局採用にならなかったと伝えられている。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
事件の端を発しましたのは、前回のにせ金事件がめでたく大団円となりましてから約半月ほどたってからのことでしたが、半月のちといえばもちろんもう月は変わって、文月ふみづき七月です。