“渡り鳥”の読み方と例文
読み方割合
ワンダー・フォーゲル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡り鳥⁉」法水は奇異の眼をって、咄嗟に反問した。つい今し方、自分が虹の表象として吐いた言葉が、偶然かは知らぬが、鎮子によって繰り返されたからである。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかし、裏枯れた真冬でさえも、あの噴泉と樹皮亭の自然舞台——それが僕に貴女の不在証明を認めさせたのです。貴女もクリヴォフ夫人も、あの渡り鳥……虹によって救われたのですよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それに、明暗の度が強いために色彩が鮮烈で側にある同色のものとの判別が、全然つかなくなってしまうのだよ。ああ、あの渡り鳥——それは、まずレヴェズの恋文となって、窓から飛び込んできた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)