“椋鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むくどり97.5%
むく2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ愛する友よ、わが掌の温けきを離れて、あしそよぐ枯野の寒きに飛び去らんとするわが椋鳥むくどりよ、おまえのか弱い翼に嵐は冷たかろう。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「渡り鳥が来たようでございますね。満天星どうだんの葉を散らしています。おや、椋鳥むくどりでございます」こういったのはイスラエルのお町。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「そんなら椋鳥むくですやろうかい」
のんきな患者 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)