“椋鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むくどり97.4%
むく2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盛り場である人がなんの気なしにとった写真に掏摸すり椋鳥むくどりのふところへ手を入れたのがちゃんと写っていたという話を聞いたこともある。
カメラをさげて (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ああ愛する友よ、わが掌の温けきを離れて、あしそよぐ枯野の寒きに飛び去らんとするわが椋鳥むくどりよ、おまえのか弱い翼に嵐は冷たかろう。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「渡り鳥が来たようでございますね。満天星どうだんの葉を散らしています。おや、椋鳥むくどりでございます」こういったのはイスラエルのお町。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
椋鳥むくどりとか雲雀ひばりとかいう地面を恋しがる鳥は、もう段々退去したが、松のあるために枝移りをして、意外な野鳥までがめいめいの庭へ入って来る。
暴風雨ばうふううまへ二三年にさんねん引續ひきつゞいて、兩方りやうはう無數むすう椋鳥むくどりれてた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「そんなら椋鳥むくですやろうかい」
のんきな患者 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)