“鷽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うそ88.9%
うそどり5.6%
ウソ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北沢の上流では黒木立の中でうそが頻りに鳴いていた。いつか此処ここで鷹の捕えた懸巣かけすを奪い取ったことを思い出す。快晴なので朝から日ざしが暑い。
かくて三年みとせばかり浮世を驀直まっすぐに渡りゆかれければ、勤むるに追付く悪魔は無き道理、殊さら幼少よりそなわっての稟賦うまれつき、雪をまろめて達摩だるまつくり大根をりてうそどりの形を写しゝにさえ、しばしば人を驚かせしに
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
或は御竈木ミカマギにもなり、又、先の割れたのを主とした、削りかけ・削りばなの様なものにもなつたので、其極端に短くなつたのが、削りかけのウソです。