“鷽替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウソカ50.0%
うそか25.0%
うそかえ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亀井戸の鷽替ウソカへの鷽は、形の上からすぐさま合点の行く様に、神前に供へられた削り掛けの依代を、奪ひ合ふ年占トシウラの一種なのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
いや、その信心に関係のあることではないのですが、弘化二年正月の二十四日、きょうは亀戸かめいど鷽替うそかえだというので、ひる少し前から神田三河町の家を出て、亀戸の天神様へおまいりに出かけました。
半七捕物帳:29 熊の死骸 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
又この天満宮に行わるる鷽替うそかえの神事も、筑紫のを移したのだが、これとて昔に変らぬ有様。
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)