“鷽鳥”の読み方と例文
読み方割合
うそどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑紫の、はじ木原こばら、木原には夕光ゆふかげ満ち、夕光に鷽鳥うそどり啼けり。宰府道、ここの木原に、飼鳥かひどりの、よき鷽鳥うそどりを、もつあらしも。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
米沢の笹野観音で毎年十二月十七、八日の両日に売出す玩具であって、土地で御鷹というのは素朴な木彫でうぐいすに似た形の鳥であるが、これも九州太宰府だざいふ鷽鳥うそどりや前記の鶉車の系統に属するものである。
土俗玩具の話 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
鷽鳥うそどりよいづくにか
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)