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春寒
ふりがな文庫
“春寒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はるさむ
78.3%
しゆんかん
13.0%
はるさ
4.3%
しゅんかん
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるさむ
(逆引き)
突然こんな話を聞かされた私も、いよいよ広い座敷の
春寒
(
)
が襟元まで押寄せたような心もちがして、「
成程
(
)
」と云う元気さえ起らなかった。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
春寒(はるさむ)の例文をもっと
(18作品)
見る
しゆんかん
(逆引き)
夜哭きする食用蛙風にゐて
春寒
(
)
なれや
咽喉
(
)
つづかず
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
春寒(しゆんかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
はるさ
(逆引き)
笑うと口の
奥
(
)
がくらく見えた年よりのことである。
春寒
(
)
むの道ばたに、ただの日光をうけた
蕾
(
)
をふくらませていた山吹である。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
春寒(はるさ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しゅんかん
(逆引き)
将軍に従った軍参謀の一人、——
穂積
(
)
中佐
(
)
は
鞍
(
)
の上に、
春寒
(
)
の
曠野
(
)
を眺めて行った。が、遠い
枯木立
(
)
や、路ばたに倒れた
石敢当
(
)
も、中佐の眼には映らなかった。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
春寒(しゅんかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“春寒”の意味
《名詞》
春 寒 (しゅんかん, はるさむ)
春になってからのぶり返した寒さ。
(出典:Wiktionary)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
はる, シュン
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
さむい, カン
“春寒”と季節(春)が同じ季語
食物|
鱒
韮
蛤
桜鯛
甘茶
行事|
卒業式
植物|
菫
八重桜
山桜
落花
椿
時候|
睦月
余寒
啓蟄
仲春
二月
天文|
霾
比良八荒
春雷
春風
朧月
地理|
残雪
流氷
雪間
雪崩
潮干潟
動物|
蚕
孕鹿
蛙
引鶴
鷽
人事|
鶯餅
春炬燵
蜆汁
春愁
春衣
“春寒”と分類(時候)が同じ季語
春|
四月
三月尽
春分
遅日
日永
夏|
夏至
盛夏
入梅
極暑
短夜
秋|
秋分
長月
朝寒
白露
夜長
冬|
小寒
小春
大晦日
除夜
大寒
新春|
正月
新年
元旦
今年
“春”で始まる語句
春
春日
春風
春秋
春雨
春水
春信
春霞
春宵
春蚕
“春寒”のふりがなが多い著者
山東京山
壺井栄
高浜虚子
泉鏡太郎
北原白秋
林不忘
夏目漱石
永井荷風
山本周五郎
泉鏡花