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春寒
ふりがな文庫
“春寒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はるさむ
80.0%
しゆんかん
12.0%
はるさ
4.0%
しゅんかん
4.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるさむ
(逆引き)
突然こんな話を聞かされた私も、いよいよ広い座敷の
春寒
(
はるさむ
)
が襟元まで押寄せたような心もちがして、「
成程
(
なるほど
)
」と云う元気さえ起らなかった。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
春寒(はるさむ)の例文をもっと
(20作品)
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しゆんかん
(逆引き)
夜哭きする食用蛙風にゐて
春寒
(
しゆんかん
)
なれや
咽喉
(
のみど
)
つづかず
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
春寒(しゆんかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
はるさ
(逆引き)
笑うと口の
奥
(
おく
)
がくらく見えた年よりのことである。
春寒
(
はるさ
)
むの道ばたに、ただの日光をうけた
蕾
(
つぼみ
)
をふくらませていた山吹である。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
春寒(はるさ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しゅんかん
(逆引き)
将軍に従った軍参謀の一人、——
穂積
(
ほづみ
)
中佐
(
ちゅうさ
)
は
鞍
(
くら
)
の上に、
春寒
(
しゅんかん
)
の
曠野
(
こうや
)
を眺めて行った。が、遠い
枯木立
(
かれこだち
)
や、路ばたに倒れた
石敢当
(
せきかんとう
)
も、中佐の眼には映らなかった。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
春寒(しゅんかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“春寒”の意味
《名詞》
春 寒 (しゅんかん, はるさむ)
春になってからのぶり返した寒さ。
(出典:Wiktionary)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
“春寒”と季節(春)が同じ季語
食物|
慈姑
諸子
栄螺
田螺
飯蛸
行事|
卒業式
植物|
霧島躑躅
菫
山桜
柳
蓬
時候|
遅日
如月
春暁
雨水
春分
天文|
春雷
霾
斑雪
春雨
比良八荒
地理|
雪崩
雪間
春田
苗代
春潮
動物|
鶯
蛙
桜貝
燕
雲雀
人事|
踏青
種痘
干鱈
菱餅
嫁菜飯
“春寒”と分類(時候)が同じ季語
春|
春昼
彼岸
春分
春暁
遅日
夏|
立夏
半夏生
梅雨明
入梅
三伏
秋|
白露
八月
新涼
残暑
文月
冬|
節分
霜月
小春
師走
短日
新春|
正月
今年
新年
元旦
“春”で始まる語句
春
春日
春風
春秋
春雨
春水
春信
春霞
春宵
春蚕
“春寒”のふりがなが多い著者
山東京山
壺井栄
高浜虚子
泉鏡太郎
北原白秋
林不忘
夏目漱石
永井荷風
泉鏡花
与謝野晶子