“山桜”のいろいろな読み方と例文
旧字:山櫻
読み方割合
やまざくら66.7%
さくら16.7%
ヤマザクラ16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし三浦みうらとつぎましたのは丁度ちょうど二十歳はたちはる山桜やまざくら真盛まっさかりの時分じぶんでございました。
さかに、一ぽん山桜やまざくらがあって、えだれてじいさんのあたまうえにまでびていました。
手風琴 (新字新仮名) / 小川未明(著)
山桜やまざくらも散ってたけのこが出る四月の末、熊本城のかこみけたので、避難の一家は急いで帰途に就いた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
都の花はまだ少し早けれど、逗子あたりは若葉の山に山桜さくら咲きめて、山また山にさりもあえぬ白雲をかけし四月初めの土曜。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
未ダつまびらかならず仙覚抄ニ云山ちさとは木也田舎人は、つさの木といふこれなりといへり、いかゞあらむ、但し此はマツ山松ヤママツサクラ山桜ヤマザクラなどいふ如く山に生たるつねの知左〔牧野いう、知左の解に拠ればムラサキ科のチサノキを指している。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)