“雪柳”の読み方と例文
読み方割合
ゆきやなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落葉松海棠は十五六の少年と十四五の少女を見る様。紫の箱根つゝじ、雪柳、紅白の椿、皆真盛り。一重山吹も咲き出した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
の前後はまた無闇で、急に梅が咲き、雪柳が青く芽をふいた。山茱萸は黄色の花ざかり。赤い沈丁花も一つ白い口をった。春蘭水仙の蕾が出て来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)