“海棠”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
かいどう81.5%
かいだう18.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“海棠”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]3.4%
文学 > 文学 > 文学理論 作法1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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赤に白く唐草からくさを浮き織りにした絹紐リボンを輪に結んで、額から髪の上へすぽりとめた間に、海棠かいどうと思われる花を青い葉ごと、ぐるりとした。
〔出典〕永日小品(新字新仮名)/夏目漱石(著)
白く塗った壁が鏡のようにてらてらと光って、窓の外には花の咲き満ちた海棠かいどうの枝が垂れていて、それが室の内へもすこしばかり入っていた。
〔出典〕嬰寧(新字新仮名)/蒲 松齢(著)
海棠かいだうの露をふるふや物狂ものぐるひ」と真先まっさきに書き付けて読んで見ると、別に面白くもないが、さりとて気味のわるい事もない。
〔出典〕草枕(新字新仮名)/夏目漱石(著)
――その牡丹は、けふもまだあちこちに咲き殘つてゐる椿、木瓜ぼけ海棠かいだう、木蓮、蘇芳すはうなどと共に、花好きの妻の母が十年近くも一人で丹精した大事な植木です。
〔出典〕行く春の記(旧字旧仮名)/堀辰雄(著)