“海棠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいどう81.1%
かいだう18.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわちまず海棠羞殺して牡丹を遯世せしむる的の美婦と現じて、しみじみと親たちは木のから君を産みたりやと質問したり
木蓮や沈丁花海棠や李が咲いていたが、紗を張ったような霞の中では、ただ白く、ただ薄赤く、ただ薄黄色く見えるばかりであった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
垣に朝顔、藤豆を植ゑ、蓼を海棠に、蝦夷菊唐黍を茶畑の前に、五本三本ひつ。の名にしおふシヽデンは庭の一段高き処、飛石のに植ゑたり。
草あやめ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その牡丹は、けふもまだあちこちに咲き殘つてゐる椿、木瓜海棠、木蓮、蘇芳などと共に、花好きの妻の母が十年近くも一人で丹精した大事な植木です。
行く春の記 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)