“椿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つばき96.6%
ちん1.7%
つぱき0.8%
チン0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“椿”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 植物学 > 植物学25.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そう思って八丁堀へ帰ると、米沢作馬という同心が待ちかねていて、「また椿つばきの花片です」と云った。千之助は口をあいた。
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
うし椿つばきをくっちまうまでらんどったのは、清水しみずみちからとおすぎるからだのオ。」
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
このちょの方の嫩葉は臭くて普通には食用にしないが椿ちんの方はそれ程でなくまずまず香気があってその嫩葉が食用になる。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それならばなぜ椿ちん香椿こうちんというかというと、この椿ちんに類似した支那の樹にちょというものがある。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
垣のすみには椿つぱき珊瑚樹さんごじゅとの厚い緑の葉が日を受けていた。椿には花がまだ二つ三つ葉がくれに残って見える。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
椿チンは『荘子そうじ』に八千歳を春となし八千歳を秋となすと出ているのでこの椿を日本人が日本の椿ツバキと継ぎ合せて文学者が八千代椿ヤチヨツバキなどの語を作ったもので、これはいわゆる竹に木を継いだようなものである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)