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白椿
ふりがな文庫
“白椿”の読み方と例文
読み方
割合
しろつばき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しろつばき
(逆引き)
俊助
(
しゅんすけ
)
はこの病室の戸口に立って、窓の外を
塞
(
ふさ
)
いでいる
白椿
(
しろつばき
)
の花を眺めた時、何となく西洋の
尼寺
(
あまでら
)
へでも行ったような心もちがした。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
裏
(
うら
)
へまわっていいことをしたと
思
(
おも
)
った。それは
僕
(
ぼく
)
の
好
(
す
)
きな
白椿
(
しろつばき
)
が
咲
(
さ
)
いているのを
見
(
み
)
つけたからだ。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
噴き井の上には
白椿
(
しろつばき
)
が、まだ
疎
(
まばら
)
に咲き残って、絶えず湧きこぼれる水の
水沫
(
しぶき
)
は、その花と葉とを
洩
(
も
)
れる日の光に、かすかな
虹
(
にじ
)
を描いていた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
白椿(しろつばき)の例文をもっと
(3作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
椿
漢検準1級
部首:⽊
13画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
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