“白々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しらじら54.7%
しろじろ21.3%
しら/″\6.7%
しらしら5.3%
しろ/″\4.0%
シロヾヽ2.7%
しら/\1.3%
しろしろ1.3%
はく/\1.3%
シロジロ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“白々”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それにつれて、加茂川にかかっている橋が、その白々しらじらとした水光すずびかりの上に、いつか暗く浮き上がって来た。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
アダルベルトは、白々しらじらしいゆるやかな声音で、みずから退屈し人を退屈させる上品なていねいさで、意見を述べた。
頬のかかり白々しろじろと、中にも、円髷まるまげったその細面ほそおもて気高けだかく品の女性にょしょう
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
余りと言えば雪よりも白い胸、白いはだ、白い膝と思うたれば、色もなるほど白々しろじろとしたが、衣服の下に、一重ひとえか、小袖か
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
まだ卯刻半むつはん過ぎ、火事場歸りの人足が漸くまばらになつて、石垣の上は、白々しら/″\と朝霜が殘つて居る頃です。
洪水こうずゐが一たんきしくさぼつすと湖水こすゐ擴大くわくだいしてかはひとつにたゞ白々しら/″\氾濫はんらんするのを
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
——すべてがやや黒ずんだ藍色の底に沈んだ時、忽ち白々しらしらと舞ひあがるお前たち三羽の翼の色。
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
尤も二時三時まで話し込むお客が少くなかったのだから、書斎のアカリの消えるのが白々しらしらけであるのは不思議でない。「人間は二時間寝れば沢山だ、」という言葉は度々鴎外から聞いた。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
さうして白々しろ/″\とある頸脚えりあしが、すつとて、薄化粧うすげしやうした、きめのこまかなのさへ
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ふといたまど横向よこむきにつて、ほつれ白々しろ/″\としたゆびくと
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
山の端に立つた俤びとは、白々シロヾヽとした掌をあげて、姫をさし招いたと覺えた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
山の端に立つた俤びとは、白々シロヾヽとした掌をあげて、姫をさし招いたと覺えた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
カア/\と黎明しのゝめつぐからす諸共もろとも白々しら/\が明けはなれますと
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
と碗を出して、理学士は、道子が、毛一筋も乱れない円髷のつやこぼさず、白粉の濃い襟を据えて、端然とした白襟、薄お納戸のその紗綾形さやがた小紋の紋着もんつきで、味噌汁おつけよそ白々しろしろとした手を、感に堪えて見ていたが、
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
郊外かうぐわい南北なんぼくおよみな蓮池はすいけにて、はなひらとき紅々こう/\白々はく/\
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
山の端に立つた俤びとは、白々シロジロとした掌をあげて、姫をさし招いたと覚えた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)