“南北”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんぼく68.8%
みなみきた25.0%
なんほく6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなたがあやつる人生切り紙細工は大南北なんぼくのものの大芝居の如く血をしたたらせている。あまり、うるさい無駄口はききますまい。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
細長く南北みなみきたにのびた床の上は、画家らしく、取り乱れている。まず一部分には絨毯じゅうたんが敷いてある。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
日本にほん英佛米伊えいふつべいいの四こくとも支那しな勸告くわんこくはつして、はや南北なんほくあらそひをめて『世界改造せかいかいざう偉業ゐげふ參加さんかせよ』とやつたね。支那しなはおかげ南北合同なんほくがふどう大共和國だいきようわこくになるだらう。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)