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『虚構の春』
ふりがな文庫
『
虚構の春
(
きょこうのはる
)
』
師走上旬 月日。 「拝復。お言いつけの原稿用紙五百枚、御入手の趣、小生も安心いたしました。毎度の御引立、あり難く御礼申しあげます。しかも、このたびの御手簡には、小生ごときにまで誠実懇切の御忠告、あまり文壇通をふりまわさぬよう、との御言葉。何 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界」1936(昭和11)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間50分(500文字/分)
朗読目安時間
約3時間2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
動
(
そよ
)
寂
(
さぶ
)
迫
(
せが
)
含羞
(
はじらい
)
存候
(
ぞんじそうら
)
苛責
(
さいな
)
害
(
そこ
)
如此
(
かくのごとくに
)
汚
(
きた
)
温
(
あたたか
)
老
(
お
)
煩
(
うる
)
被
(
こうむ
)
宛
(
あて
)
有難
(
ありがと
)
如何
(
いかが
)
最早
(
もは
)
以
(
も
)
尖
(
と
)
羞
(
はずか
)
嘲
(
わら
)
或
(
あるい
)
和
(
やわら
)
度
(
た
)
籠
(
かご
)
忘
(
ぼう
)
能
(
あた
)
歔欷
(
きょき
)
嫌気
(
いやき
)
止
(
よ
)
此
(
こ
)
殆
(
ほと
)
主
(
あるじ
)
害
(
そこな
)
宵越
(
よいごし
)
交
(
かわ
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
人爵
(
じんしゃく
)
曾
(
か
)
仕舞
(
しまい
)
法
(
フラン
)
飛沫
(
ひまつ
)
何卒
(
なにとぞ
)
洩
(
もら
)
頒
(
わか
)
斯
(
こ
)
契
(
ちぎり
)
失
(
な
)
偽
(
にせ
)
敢
(
あ
)
耳掻
(
みみか
)
寡婦
(
かふ
)
為
(
ため
)
無之
(
これなき
)
報
(
しら
)
小雀
(
こすずめ
)
刺青
(
いれずみ
)
美徳
(
よしのり
)
抵当
(
ていとう
)
嘗
(
かつ
)
就
(
つい
)
嗄
(
しわが
)
差支
(
さしつか
)
蜘蛛
(
ぐも
)
編
(
あみ
)
賭
(
と
)
紋附
(
もんつ
)
可成
(
かな
)
甲高
(
かんだか
)
背
(
そむ
)
耽
(
ふけ
)
耳朶
(
みみたぶ
)
而
(
しか
)
羅漢
(
らかん
)
罵
(
ののし
)
縹緻
(
きりょう
)
縄切
(
なわき
)
編輯
(
へんしゅう
)
緑雨
(
りょくう
)
紐
(
ひも
)
紅葉
(
もみじ
)
筈
(
はず
)
笠
(
かさ
)
笄
(
こうがい
)
稲妻
(
いなずま
)
浪
(
なみ
)
狎書
(
こうしょ
)
狂奔
(
きょうほん
)
然
(
しか
)
無頼
(
ぶらい
)
無之
(
これなく
)
為人
(
ひととなり
)
為
(
な
)
濡
(
ぬ
)
漸
(
ようや
)
滞
(
とどこお
)
淋
(
さび
)
涵養
(
かんよう
)
殊
(
こと
)
歪
(
ゆが
)