“編輯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へんしゅう90.2%
へんしふ6.1%
へんしう2.4%
モンタージュ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これよりさき生田葵山書肆しょし大学館と相知る。主人岩崎氏を説いて文学雑誌『活文壇かつぶんだん』を発行せしめ、井上唖々と共に編輯へんしゅうのことをつかさどりぬ。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
平民週報社の楼上を夜深よふけて洩るゝ燈火ともしびは取り急ぐ編輯へんしふの為めなるにや、否、燈火の見ゆるは編輯室にはあらで、編輯室に隣れる社会主義倶楽部の談話室なり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
それで到頭たう/\落城らくじやうしてしまつたのです、滅亡めつばういては三つの原因げんいんが有るので、(一)は印刷費いんさつひ負債ふさい、(二)は編輯へんしうと会計との事務じむ煩雑はんざつつて来て、修学しうがく片手業かたてまあまるのと
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
と言うのはまだ編輯モンタージュという厄介な仕事が残っているからである。どうせここ迄来た以上は、ついでに編輯も一度勉強しておこうという気になって、四月上京の折に映画会社の方へ寄って見た。
映画を作る話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)