“事務”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じむ87.5%
ビジネス12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とか、うちとけてむぞうさにいうところも、みょうにあらたまって命令的めいれいてき事務じむの話をするのである。糟谷はもうおちついて事務がとれない。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
其頃そのころ事務じむにもれるし、信用も厚くなるし、交際も殖えるし、勉強をするひまが自然となくなつて、又勉強が却つて実務のさまたげをする様に感ぜられてた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
結婚は事務ビジネスと云い、商取引というように云うが、今流行の比喩で云えば、平和産業であるにちがいないそういう商取引が、果して、今日の現実で安固な土台に立っていると云えるだろうか。