“じむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
事務70.0%
時務20.0%
寺務10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其頃そのころ事務じむにもれるし、信用も厚くなるし、交際も殖えるし、勉強をするひまが自然となくなつて、又勉強が却つて実務のさまたげをする様に感ぜられてた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
(なんの、世事、時務じむにくらい、この老人が)
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寺務じむいとまある日はうみに小船をうかべて、網引あびきつりする泉郎あまに銭をあたへ、たる魚をもとの江に放ちて、其の魚の遊躍あそぶを見ては画きけるほどに、年を細妙くはしきにいたりけり。