“事務机”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
デスク50.0%
つくえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
被害者はこの事務机デスクの前の大きな廻転椅子に腰をかけていたんだ。コレ。この通り、椅子の背中に少しばかり血が附いとるじゃろう。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
この事務机デスクの右の一番上の曳出ひきだしに一梃のピストルが這入っていた。それも旧式ニッケル鍍金めっきの五連発で、多分、明治時代の最新式を久しい以前に買込んだものらしい。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼は秘書官の肩ごしに、ぽいとその手紙を事務机つくえの上へほうりだした。
鉄の規律 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)