“鍍金”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
めっき70.7%
めつき14.7%
メッキ8.0%
ときん4.0%
めッき1.3%
メツキ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鍍金”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語6.6%
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ただ、おびほどの澄んだ水が、雲母きららのような雲の影をたった一つ鍍金めっきしながら、ひっそりと蘆の中にうねっている。
尾生の信 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
但し、コサック騎兵とはいうもののその服は青と紫と、赤と、緑の四色の化粧服で、長い槍の尖端もニッケル鍍金めっきで光っている。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
我が暮らす日の長く又重きことは、ダンテが地獄にて負心ふしんの人のるといふ鍍金めつきしたる鉛の上衣の如くなりき。
何氣なしに取上げた銀鍍金めつきの石鹸函は指に氷着くつつく、廊下の舖板しきいたが足を移す毎にキシ/\と鳴く、熱過ぎる程の湯は
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「ぴかぴかしているが、これは鍍金メッキだよ。それに半分にかけていちゃ、売れやしない。ああ、くたびれもうけか。損をしたよ」
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
足のとれた写字机、石版画、セーブル焼の置時計、手風琴、金鍍金メッキの枝燭台、古甕……鎧扉の隙まからさしこむ光線のほそい縞の中で、埃をかぶった古物が雑然とその片鱗を浮きあがらせている。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
強靱きょうじんでしかも可撓かとう密着壁膜みっちゃくへきまくをつくり、その上に第二層として更に黄金おうごんの粉末をもって鍍金ときん
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
おそれおどろきと変じた。欽吾は鍍金ときんわくに右の手をけた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
正可まさか鍍金めッきじゃ有るまい、飯櫃めしびつも運び込んでから、
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
思ひ出の月夜なり、しろがねいた鍍金メツキに、
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)