“めっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メッキ
語句割合
鍍金90.1%
滅切7.0%
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七、日軍肉迫すモンテ・カルロの堅塁けんるい。金鍍金めっきとルネッサンス式の唐草と、火・風・水・土の四人に神々にまもられた華麗けばけばしき賭博室サル・ド・ジュウ
ところが、私が如何どうにか斯うにか取続とりつづいて帰らなかったので、両親は独息子ひとりむすこたまなしにしたように歎いて、父の白髪しらがも其時分僅のあいだ滅切めっきえたと云う。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
マルコポロ紀行に元世祖せいそ将官に位勲の牌を賜い佩用せしむるに、金また銀をめっきした牌に獅の頭をり付けたとあるが、ユールの註に拠るとマルコの書諸所に虎を獅と訛称しあるそうだ。