トップ
>
ときん
ふりがな文庫
“ときん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
兜巾
84.0%
鍍金
16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兜巾
(逆引き)
さていよいよ
大江山
(
おおえやま
)
へ
向
(
む
)
けて
立
(
た
)
つことにきめると、
頼光
(
らいこう
)
はじめ六
人
(
にん
)
の
武士
(
ぶし
)
はいずれも
山伏
(
やまぶし
)
の
姿
(
すがた
)
になって、
頭
(
あたま
)
に
兜巾
(
ときん
)
をかぶり、
篠掛
(
すずかけ
)
を
着
(
き
)
ました。
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
鼻筋鋭く、頬は
白澄
(
しろず
)
む、黒髪は
兜巾
(
ときん
)
に乱れて、
生競
(
はえきそ
)
った茸の、のほのほと並んだのに、
打振
(
うちふる
)
うその数珠は、空に
赤棟蛇
(
やまかがし
)
の飛ぶがごとく
閃
(
ひらめ
)
いた。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ときん(兜巾)の例文をもっと
(21作品)
見る
鍍金
(逆引き)
裏は一面の
鍍金
(
ときん
)
に、
銀
(
しろかね
)
の
冴
(
さ
)
えたる上を、花やかにぱっと流す。淋しき女は見事だと思う。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
頭蓋骨
(
ずがいこつ
)
は、その外側を
鍍金
(
ときん
)
して
髑髏杯
(
どくろはい
)
を作るため、右手は、
爪
(
つめ
)
をつけたまま皮を
剥
(
は
)
いで
手袋
(
てぶくろ
)
とするためである。シャクの弟のデックの屍体もそうした
辱
(
はずか
)
しめを受けて打捨てられていた。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ときん(鍍金)の例文をもっと
(4作品)
見る
検索の候補
めっき
めつき
めッき
メッキ
メツキ