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赤棟蛇
ふりがな文庫
“赤棟蛇”の読み方と例文
読み方
割合
やまかがし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまかがし
(逆引き)
鼻筋鋭く、頬は
白澄
(
しろず
)
む、黒髪は
兜巾
(
ときん
)
に乱れて、
生競
(
はえきそ
)
った茸の、のほのほと並んだのに、
打振
(
うちふる
)
うその数珠は、空に
赤棟蛇
(
やまかがし
)
の飛ぶがごとく
閃
(
ひらめ
)
いた。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
甲の方は相当に綺麗だが、
掌
(
たなごころ
)
の中に、薄赤い連銭模様があり、それが
赤棟蛇
(
やまかがし
)
の脇腹のように、腕の上にまで延びていた。彼はその手を投げ出すようにした。
指と指環
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ときどき地もぐりや
赤棟蛇
(
やまかがし
)
が、その鬱陶しい枝々をつたわって、楽屋の破れ畳の上へ落っこちた。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
赤棟蛇(やまかがし)の例文をもっと
(5作品)
見る
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
棟
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
蛇
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
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