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メッキ
ふりがな文庫
“メッキ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
めっき
語句
割合
鍍金
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍍金
(逆引き)
飾窓のなかには、
脚
(
あし
)
のとれた
写字机
(
ビュウロオ
)
や、石版画の西洋の風景や、セエブル焼きの置時計、壊れた
手風琴
(
てふうきん
)
、金
鍍金
(
メッキ
)
の
枝燭台
(
えだしょくだい
)
、さまざまな壺や
甕
(
かめ
)
、赤く錆びた
三稜剣
(
エペ
)
。
キャラコさん:09 雁来紅の家
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その解剖台上に投げ出された、黒い、
凹字
(
おうじ
)
型の木枕に近く、映画面の左手に当ってギラギラと眼も
眩
(
くら
)
むほど輝いておりますのは背の高い円筒形、ニッケル
鍍金
(
メッキ
)
の
湯沸器
(
シンメルブッシュ
)
で御座います。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
古い
達磨
(
だるま
)
の軸物、銀
鍍金
(
メッキ
)
の時計の鎖、
襟垢
(
えりあか
)
の着いた女の
半纏
(
はんてん
)
、玩具の汽車、
蚊帳
(
かや
)
、ペンキ絵、碁石、
鉋
(
かんな
)
、子供の
産衣
(
うぶぎ
)
まで、十七銭だ、二十銭だと言って笑いもせずに売り買いするのでした。
老ハイデルベルヒ
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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