“写字机”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ビュウロオ50.0%
しゃじづくえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飾窓のなかには、あしのとれた写字机ビュウロオや、石版画の西洋の風景や、セエブル焼きの置時計、壊れた手風琴てふうきん、金鍍金メッキ枝燭台えだしょくだい、さまざまな壺やかめ、赤く錆びた三稜剣エペ
脚のとれた写字机ビュウロオにしろ、ホヤのない真鍮しんちゅうの置洋灯ランプにしろ、それぞれ、長いあいだの手ずれの跡や、時代のかげがはっきりと残っていて、それをながめていると
「バルブレンという人に会いたいのです。シャヴァノン村から来た人です」とわたしは写字机しゃじづくえに向かっていたきたならしいばあさんに向かって言った。