“ビュウロオ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
写字机33.3%
帳場33.3%
書物卓33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飾窓のなかには、あしのとれた写字机ビュウロオや、石版画の西洋の風景や、セエブル焼きの置時計、壊れた手風琴てふうきん、金鍍金メッキ枝燭台えだしょくだい、さまざまな壺やかめ、赤く錆びた三稜剣エペ
脚のとれた写字机ビュウロオにしろ、ホヤのない真鍮しんちゅうの置洋灯ランプにしろ、それぞれ、長いあいだの手ずれの跡や、時代のかげがはっきりと残っていて、それをながめていると
帝国ホテルの帳場ビュウロオを呼び出し、こちらは警視庁の真名古捜査課長だが、至急王様に御報告したいことがあるからお部屋へお繋ぎしてくれと、例の陰気な含み声を真似てやる。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ママが立っていって、書物卓ビュウロオにのせてあった角ばった袱紗包ふくさづつみを持ってもどってきた。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)