“袱紗包”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくさづつみ82.6%
ふくさづつ13.0%
ふくさづゝみ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その折、手洗の傍に袱紗包ふくさづつみが落ちていた。拾って見ると、なかが紙入のようだったから、交番へ届けたら、『一寸ちょっと来い』と警察へ引っ張られた」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ぶんだけは、鰐皮わにがは大分だいぶふくらんだのを、自分じぶん晝夜帶ちうやおびから抽出ひきだして、袱紗包ふくさづつみと一所いつしよ信玄袋しんげんぶくろ差添さしそへて
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と云いながら膝の側に置いてある袱紗包ふくさづゝみの中から、其の頃新吹しんふきの二分金の二十五両包を二つ取出し、菓子盆に載せ、折熨斗おりのしを添えて
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)