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袱紗包
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ふくさづつ
ふりがな文庫
“
袱紗包
(
ふくさづつ
)” の例文
と
此
(
こ
)
の
分
(
ぶん
)
だけは、
鰐皮
(
わにがは
)
の
大分
(
だいぶ
)
膨
(
ふくら
)
んだのを、
自分
(
じぶん
)
の
晝夜帶
(
ちうやおび
)
から
抽出
(
ひきだ
)
して、
袱紗包
(
ふくさづつ
)
みと
一所
(
いつしよ
)
に
信玄袋
(
しんげんぶくろ
)
に
差添
(
さしそ
)
へて
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「…………」武士は無言で懐中をさぐり
袱紗包
(
ふくさづつ
)
みを取り出した。それを長者の前へ置き
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
庸三は原稿紙やコムパクトや何かの入った
袱紗包
(
ふくさづつ
)
みをもたせ、春雨のふる
街
(
まち
)
を黒塗りの
高下駄
(
たかげた
)
を
穿
(
は
)
いて、円タクの流している
処
(
ところ
)
まで、お八重に送らせて行った葉子の断髪にお六
櫛
(
ぐし
)
を
挿
(
さ
)
した
仇
(
あだ
)
な姿を
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
袱
漢検1級
部首:⾐
11画
紗
漢検準1級
部首:⽷
10画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“袱紗”で始まる語句
袱紗
袱紗帯