“抽出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきだし58.0%
ひきだ29.0%
ぬきだ4.0%
ちゅうしゅつ3.0%
ぬきんで3.0%
ぬきいだ1.0%
ぬきいで1.0%
ぬきで1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
置きくした験温器をがしていた、次の間の小夜子は、長火鉢の二番目の抽出を二寸ほど抜いたまま、はたりと引く手を留めた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「今、ちょっと用達に出かけている。」彼は、そういうと、先へ大急ぎで、二階へ上ると、新子からの手紙を机の抽出しにかくした。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
幸徳らは政治上に謀叛して死んだ。死んでもはや復活した。墓は空虚だ。いつまでも墓にりついてはならぬ。「もしの右眼爾をかさば抽出してこれをすてよ」
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
自然がその奥深く秘めた神秘への人間の憧憬の心が科学の心である。現代の科学は余りにもその最も悪い一面のみが抽出されている。
原子爆弾雑話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
もとより、われは一握り程の碌米の為に、忠勤を抽出んとて武芸、学問を出精せるに非ず。半面鬼相にもあれ、何にもあれ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
れ!」とはそのを学生の鼻頭突出せり。学生はにパイレットのを投付けたり。はその一本を抽出して、燐枝りつつ
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いくち、しめじ、合羽、坊主、熊茸、猪茸虚無僧茸、のんべろ茸、生える、える。蒸上り、抽出る。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つてべい。方角北東見当に、辰巳つて、綿んだ、あれ/\天守枝下りに、える、える、えてる、抽出る。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)