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礙
ふりがな文庫
“礙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さまた
57.1%
がい
9.5%
げ
4.8%
ささ
4.8%
さは
4.8%
さへ
4.8%
さまたげ
4.8%
つまず
4.8%
とどこお
4.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さまた
(逆引き)
純であるから、いろいろなものに邪魔をされずに、又は種々な外皮に
礙
(
さまた
)
げられずに、真直に真に触れて行くことが出来るのである。
小説新論
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
礙(さまた)の例文をもっと
(12作品)
見る
がい
(逆引き)
罣
(
けい
)
という字は、
網
(
あみ
)
のことです。魚をとる網です。
礙
(
げ
)
という字は、
障礙物
(
しょうがいぶつ
)
などという、あの
礙
(
がい
)
という字で、さわり、ひっかかりという意味です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
礙(がい)の例文をもっと
(2作品)
見る
げ
(逆引き)
罣
(
けい
)
という字は、
網
(
あみ
)
のことです。魚をとる網です。
礙
(
げ
)
という字は、
障礙物
(
しょうがいぶつ
)
などという、あの
礙
(
がい
)
という字で、さわり、ひっかかりという意味です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
礙(げ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ささ
(逆引き)
仏像は背延びをするようにしてのろりのろりと歩きだしたが、十足ばかり往ったところで
閾
(
しきい
)
に
礙
(
ささ
)
えられたようにひっくり返って大きな音をさした。
太虚司法伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
礙(ささ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さは
(逆引き)
二人しては往きの
礙
(
さは
)
らひ、妻の子が心盡して、籾の殼そこにしければ、踏みわたる溝のへにして、春風の吹きの拂ひに、籾の殼水に泛きしを、そこをだに超えてすゝむと、我妹子が木綿花つみて
長塚節歌集:2 中
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
礙(さは)の例文をもっと
(1作品)
見る
さへ
(逆引き)
堀割し跡にわずかに
生出
(
おひいで
)
し
躑躅
(
つゝぢ
)
岩にしがみ付て花二つ三つ
削落
(
けづりおと
)
せし如き
巖
(
いはほ
)
の上に小松四五本
立
(
たて
)
り其下に流るゝ水雪の解けて
落
(
おつ
)
るにや流早く石に
礙
(
さへ
)
られてまた元の雪と散るを
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
礙(さへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
さまたげ
(逆引き)
その
不意打
(
ふいうち
)
の行為が僕の父の矜尚の過程に著しい
礙
(
さまたげ
)
を加へたから父は
忽然
(
こつぜん
)
として攻勢に
出
(
い
)
でたのではなかつたらうか。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
礙(さまたげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つまず
(逆引き)
幸徳らは政治上に謀叛して死んだ。死んでもはや復活した。墓は空虚だ。いつまでも墓に
縋
(
すが
)
りついてはならぬ。「もし
爾
(
なんじ
)
の右眼爾を
礙
(
つまず
)
かさば
抽出
(
ぬきだ
)
してこれをすてよ」
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
礙(つまず)の例文をもっと
(1作品)
見る
とどこお
(逆引き)
意志に
礙
(
とどこお
)
って肉情はほとんどその方へ
融通
(
ゆうずう
)
してしまった木人のような復一はこれを見るとどうやらほんのり世の中にいろ気を感じ、珍らしく独りでぶらぶら六本木の夜町へ散歩に出たり
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
礙(とどこお)の例文をもっと
(1作品)
見る
礙
漢検1級
部首:⽯
19画
“礙”を含む語句
障礙
罣礙
無礙
阻礙
障礙物
礙滞
融通無礙
草妨礙
縦横無礙
礙碍
光明無礙
独往無礙
無障無礙
無礙智山
無礙性
無礙光如来
妨礙
円融無礙
“礙”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
徳冨蘆花
倉田百三
斎藤茂吉
長塚節
森鴎外
田山録弥
岡本かの子
田山花袋
泉鏡花