さは)” の例文
二人しては往きのさはらひ、妻の子が心盡して、籾の殼そこにしければ、踏みわたる溝のへにして、春風の吹きの拂ひに、籾の殼水に泛きしを、そこをだに超えてすゝむと、我妹子が木綿花つみて
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)