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無礙
ふりがな文庫
“無礙”の読み方と例文
読み方
割合
むげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むげ
(逆引き)
「人の無いところ、法はござりませぬ。秘呪の極は、人と法と、融合して
無礙
(
むげ
)
の境に入る時に、その神力を発しますが、その人心が——」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
悪魔式鼻の表現はこの間に活躍して縦横
無礙
(
むげ
)
にその効果を挙げるので、鼻の表現研究の必要もここに到って又
益
(
ますます
)
甚だしくなるのであります。
鼻の表現
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
幽深
見難
(
みがた
)
し、甚大無量の、また、円満
無礙
(
むげ
)
の、謂うところのおぎろなき物、この霊妙音は何から来る。おそろしい截断刃はただ廻っている。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
無礙(むげ)の例文をもっと
(32作品)
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“無礙”の意味
《名詞・形容動詞》
無礙(むげ まれ:むがい)
(元は仏教語)何ら妨げるものなく、自由である様。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
礙
漢検1級
部首:⽯
19画
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和辻哲郎