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『謀叛論(草稿)』
ふりがな文庫
『
謀叛論(草稿)
(
むほんろん(そうこう)
)
』
僕は武蔵野の片隅に住んでいる。東京へ出るたびに、青山方角へ往くとすれば、必ず世田ヶ谷を通る。僕の家から約一里程行くと、街道の南手に赤松のばらばらと生えたところが見える。これは豪徳寺——井伊掃部頭直弼の墓で名高い寺である。豪徳寺から少し行くと …
著者
徳冨蘆花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
多
(
おおし
)
然
(
そう
)
怖
(
おび
)
礙
(
つまず
)
冷
(
ひやや
)
御心
(
おんこころ
)
企
(
くわだて
)
瞑
(
めい
)
蹈
(
ふま
)
余
(
あまり
)
我
(
わが
)
狂
(
きょう
)
遽
(
あわ
)
鬼子
(
きし
)
並
(
ならび
)
二進
(
にっちん
)
企
(
くわだ
)
凄
(
すさ
)
引
(
ひっ
)
御
(
お
)
抽出
(
ぬきだ
)
曰
(
い
)
最中
(
さなか
)
減
(
げん
)
笑
(
えみ
)
行
(
や
)
一十
(
いんじゅう
)
何故
(
なにゆえ
)
分限
(
ぶんげん
)
劃
(
しき
)
命乞
(
いのちごい
)
堰
(
せ
)
宛
(
ずつ
)
宜
(
よ
)
宥
(
ゆる
)
尽
(
ことごと
)
希
(
こいねが
)
度
(
たび
)
往
(
ゆ
)
御頷
(
おんうなず
)
恐
(
こわ
)
息
(
やす
)
悚然
(
しょうぜん
)
憂
(
うれ
)
憐
(
あわれ
)
擒
(
とら
)
献
(
ささ
)
真
(
まこと
)
研
(
みが
)
窃
(
ひそか
)
窘
(
いじ
)
簸
(
あお
)
責
(
せめ
)
赤子
(
せきし
)
重立
(
おもだち
)
陥
(
お
)
陥穽
(
おとしあな
)
駛
(
は
)
一先
(
ひとま
)
一重
(
ひとえ
)
事前
(
じぜん
)
互
(
たがい
)
享
(
う
)
以
(
もっ
)
仰山
(
ぎょうさん
)
余
(
よ
)
俄然
(
がぜん
)
倦
(
う
)
偸
(
ぬす
)
全
(
まった
)
冒
(
おか
)
凜然
(
りんぜん
)
切棄
(
きりす
)
初々
(
ういうい
)
刹那
(
せつな
)
剛骨
(
ごうこつ
)
剥
(
は
)
劈頭
(
へきとう
)
勢
(
いきおい
)
勤王
(
きんのう
)
卿相
(
けいしょう
)
否
(
いな
)
吾代
(
わがよ
)
啻
(
ただ
)
嚇
(
おど
)
執
(
と
)
堯
(
ぎょう
)
夥
(
おびただ
)
大人
(
おとな
)
大獄
(
たいごく
)
大神
(
おおかみ
)
大逆
(
たいぎゃく
)
姑
(
しゅうとめ
)
容
(
い
)
小楯
(
こだて
)
川水
(
かわみず
)
已
(
や
)
布
(
し
)
幸
(
さいわい
)
弊事
(
へいじ
)