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簸
ふりがな文庫
“簸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひ
61.5%
あお
15.4%
あふ
7.7%
ふる
7.7%
み
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひ
(逆引き)
そうしてその七年目の夏、彼は
出雲
(
いずも
)
の
簸
(
ひ
)
の川を
遡
(
さかのぼ
)
って行く、
一艘
(
いっそう
)
の
独木舟
(
まるきぶね
)
の帆の下に、
蘆
(
あし
)
の深い両岸を眺めている、退屈な彼自身を見出したのであった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
簸(ひ)の例文をもっと
(8作品)
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あお
(逆引き)
図457は高さ三フィートの奇妙な扇で、米から塵を煽ぎ出したり、あるいは穀物から
籾殻
(
もみがら
)
を
簸
(
あお
)
りわけたりするのに使用する。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
簸(あお)の例文をもっと
(2作品)
見る
あふ
(逆引き)
母はそれを
箕
(
み
)
で
簸
(
あふ
)
る様だと穀物の塵を箕ではたく音に
譬
(
たと
)
へて言つた。通りすがりに聞きつけて「お桐さん苦しいかの。」と一寸立止つて行く者もあつた。けれども誰も長く停る者はなかつた。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
簸(あふ)の例文をもっと
(1作品)
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ふる
(逆引き)
激戦、及びその前後に相ついで起こりし異常の事と異常の感は、風雨のごとくその心を
簸
(
ふる
)
い
撼
(
うご
)
かしつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
簸(ふる)の例文をもっと
(1作品)
見る
み
(逆引き)
湖の中にいたたくさんの舟は、
簸
(
み
)
であおられるように漂わされた。湖の上にいる人達はひどく恐れた。
汪士秀
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
簸(み)の例文をもっと
(1作品)
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簸
漢検準1級
部首:⽵
19画
“簸”を含む語句
簸川
水簸
簸上宮六
簸屑
簸川城
簸川郡
簸盪
“簸”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ジュール・ルナール
徳冨蘆花
加能作次郎
吉井勇
アリギエリ・ダンテ
蒲 松齢
喜田貞吉
森鴎外
芥川竜之介